立て続けに留学時代のトウミについて書いていきました!
今日はその完結編です^^
~あらすじ~
ソウル市立大の語学堂に通うcanaが
大学から紹介されてやってきたトウミは
全く日本語の話せないテキトー男子学生…「ウォンギュ(仮名)」だったのです!

留学生活最終日に、報告書のサインと引き換えにcanaから荷物運びという重大ミッションを課されたウォンギュ
しかし、ウォンギュは約束時間になっても待ち合わせ場所に現れません。
canaは勇気を出してウォンギュに電話をしてみると……

ウォンギュはその電話で起きたのでした。
どうなる?!canaの運命はいかに?!
〇さようならウォンギュ〇
そんなこんなで私の電話で起きたウォンギュ君
「今すぐ行くから!」といいつつもまぁまぁ待たされる私
約束時間から30分程遅れて現れたウォンギュ君に正門近くのバス停まで荷物を運んでもらいました。

運んでもらっている最中、10歩に1回ぐらいの頻度で
「疲れた…」

「重い…」
と言っていました。
その時に活動報告書を渡されたので、内容を読んでみると
「なんだこれ」と言いたくなるような仕上がりでした。
ウォンギュ君は、適当な日付と内容を書いて私と5回会ったことにして報告書を完成させていました!!!
「なんなんだこのテキトーな奴は!!!」

内容をよく読むと、内容はほとんどノンフィクションでした…(笑)
約束をして会った2回の出来事と、
たまたま寄宿舎の中で会って話した内容を書いて、それらしく報告書に仕上げていました。
そして、日本に帰る前にバス停まで荷物を運んであげて、
一緒にご飯を食べたという今日の内容もすでに書かれていました(笑)

「学校の中を案内してあげた」という内容だけは嘘を書いていましたね。
私「案内なんてしてもらってないぞー?!」
そう思いながらサインをしてあげました。
暑い中荷物を運んでくれたのでね…
バスが来るまでお昼ごはんを食べることに!
どこのお店に入ろうか悩んで、
写真が貼ってあった「떡국/トックク」が美味しそうなお店に入ろうとしましたが
大きな荷物があったからか、店主のおばちゃんに拒否されました( ;∀;)
すると、なんとかウォンギュ君が交渉をしてくれて
無事お店の中に入ることに成功!!!
「この人留学生で、今日で日本に帰るから最後にここで食べたいんだよ~すぐ食べてすぐ出るから~」
こんな感じのことをしつこく言ってました。(多分)
最初は怖かったおばちゃんも、
私が「美味しい!美味しい!」と喜んで食べている姿を見てから急に優しくなりました。

トックの入ったスープです^^
おばちゃん「美味しかったかい?これあげるよ」
そういってニコニコしながらヤクルトをくれました。
おばちゃん「またおいでね!!」
今日帰るんだけどな…
お店の写真を撮り忘れたので、どのお店だったか忘れてしまったのですが
地図で確認したら多分「숙이네김밥 」というお店かと…

写真はネイバー地図からお借りしました!
バス停でバスが来る前にウォンギュ君との最後の挨拶です。
最後にハグを求められましたが、嫌だったので断って握手でお別れしました(笑)

もう二度と会う事も連絡をとることもないでしょう。
〇韓国人男性の距離感〇
実際に接してみて感じたことがあります。
韓国人男性は距離感が近い!!!
普通に座って話しているときでも、歩いているだけでも
気を抜くと日本人と比べるととても近い距離感に立っています。
でもそういう時はきちんと「私は日本人なので、距離が近いのは嫌だ」と伝えると。
それなりに距離を保ってくれます。
多分彼らも近づこうとしてわざと近くによるのではなく、
普段はその近い距離で生きているので、無意識に近くなるんだと思います。
私はわりとハッキリ嫌なことは嫌だというタイプなので彼に対して結構な「塩対応」になっていました。
そのおかげか、ウォンギュ君も距離感も保ってくれましたし
そこまで嫌な思いをすることもありませんでした。
嫌なら嫌だと伝えましょう!!!これ大事!!!

トウミを自分で選ぶことができないので、
理想の人と友達になることは出来ませんでしたが
韓国人と接するいい機会にはなったと思います。
トウミが日本語を話せないというのは、初めのころは「困るなぁ」と感じていましたが
日本語が話せない相手のほうが無理にでも韓国語を使うので、今となっては良かったなと思います。
(韓国語で話しかけられて日本語で返してることも多かったですけど…w)
でもやっぱり、可愛いアイドルかアニメ好きな女の子とお友達になりたかったなぁ~!!!
なんて思ってしまうのでした。
トウミは完全に運です。あまり期待しないようにしましょう。

-完-
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この記事へのコメント
ナグネ23
トウミと言う言葉は知っていたのですが、内容はそのようなんですね。
運次第で一生の友達が出来るかも知れませんね。
韓国語のスタートの時点で自分に合わなかったり、いい加減な人に当たったら、最悪ですね。
運まかせと言うのもちょっと悲しいかな?
僕はソウルに行く前から女子高生と文通していましたので、彼女がトウミでした。その子が次から次へと友達を連れて来るもんですから、僕の言葉にはソウルの女高生の甘ったるい香りが残っているかも知れません。
ぶたさん、じゃなくてcanaでしたね。canaさんのイントネイションはあの魅惑的なソウル弁ですか?